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オフィスデザイン 働き方

無個性オフィス、卒業します。 ― “らしさ”をデザインに込める方法 ―

2025.10.27

無個性オフィス、卒業します。 ― “らしさ”をデザインに込める方法 ―

気づけば、どの会社のオフィスも、なんとなく似たような雰囲気。白い壁、グレーの床、均一な照明。悪くはないけど、“この会社らしさ”が感じられない。 でも、オフィスってもっと自由で、楽しくて、いろんな表現ができる場所だと思うんです。

Birthは、そんな気持ちから始まりました。 「この空間は、何を語っているんだろう?」 そんな問いを大切にしながら、今日も“らしさ”のある空間づくりをしています。

そのオフィス、何のためにある?

まずはちょっと立ち止まって考えてみてください。 このオフィスって、誰のために、何を叶えるためにあるんだろう? 席数を満たすため?会議ができるから?——それだけじゃ、もったいない。

集中したい、気分を切り替えたい、チームとアイデアをぶつけ合いたい。 働く人たちの行動や気持ちに寄り添った設計こそが、「意味のある空間」になります。 無個性な空間にはない、“人に響く動線”や“空気感”がそこには生まれます。

デザインは、会社の「声」になる

ロゴやコピーと同じように、オフィスのデザインも企業の想いやビジョンを伝える手段のひとつです。 たとえば「信頼と誠実」を大切にする会社なら、温かみのある素材や落ち着いたトーンが合うかもしれません。 逆に、アイデアで勝負するチームなら、ちょっと大胆な配色や遊び心のあるレイアウトもいいですね。

空間が“何を感じさせるか”は、そこにいる人の振る舞いや仕事にも影響します 言葉がなくても伝わるメッセージ。そんな空間づくりを、私たちはお手伝いしています。

物語のある空間は、強い。

見た目がおしゃれなだけでは、すぐに飽きてしまうこともあります。 でも、そこにストーリーがあると、人はその空間を大切にしたくなるんです

Birthでは、企業の歴史や地域性、スタッフの個性までも取り込んだ「物語設計」を大切にしています。 たとえば、創業地の木材を使ったテーブルや、スタッフの好きな色を取り入れたカラーパネル。 何気ないディテールも、“自分たちらしさ”の証になって、空間に愛着が生まれます。

最後に、大事なのは「人」

どんなにスタイリッシュな空間でも、人が居心地悪そうにしていたら、それは失敗です。 デザインの本質は、「人の行動や感情を変える力」にあると思っています

Birthは、働く人がちょっと背筋を伸ばしたくなるような、でも気張らずいられるような、 そんな「心地よい余白」のある空間をつくりたいと考えています。 “ここで働きたい”“この会社、いいな”—— そう思えるオフィスは、会社全体の力にもつながっていきます。


働き方も、価値観も、会社のフェーズも、どんどん変わっていく今の時代。 だからこそ、オフィスも、今のあなたにちゃんと“似合う”場所であってほしい。 「Birth」らしく、新しい空間のあり方を、一緒に考えてみませんか。