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オフィスデザイン

照明は、働く人のコンディションを整える — オフィス空間に合った光の選定ポイント

2026.02.16

照明は、働く人のコンディションを整える — オフィス空間に合った光の選定ポイント

はじめに:照明は、空間の“気配”をつくる

オフィスに入った瞬間、「なんだか明るすぎる」「ちょっと暗くて集中しづらい」——そんな印象を受けたことはありませんか?
照明は、空間の雰囲気だけでなく、働く人の集中力や気分、健康状態にも影響を与える重要な要素です。

このコラムでは、オフィス照明の種類と特徴、空間別の使い方のヒントを、ひとつずつ丁寧にご紹介します。

照明の種類について

ベースライト(全体照明):空間の“土台”をつくる光

ベースライトは、天井に設置される照明で、オフィス全体を均一に照らす基本の光源です。
蛍光灯やLEDパネルが主流で、執務エリアや会議室など、長時間過ごす場所に欠かせない存在です。

  • 明るさの目安:執務エリアで750lx、会議室で500lx程度
  • ポイント:まぶしすぎず、影ができにくい配置が理想。調光機能があると時間帯に応じた調整が可能です。

ペンダントライト:空間に“印象”と“温度”を添える光

ペンダントライトは、天井から吊り下げるタイプの照明で、デザイン性と演出力に優れた光です。
受付や休憩スペース、カフェエリアなど、企業の“らしさ”や温かみを伝えたい場所にぴったり。

  • 色温度:電球色(2700K〜3000K)でやわらかく落ち着いた雰囲気に
  • ポイント:高さや位置によって印象が大きく変わるため、空間全体とのバランスが重要です。

ブラケットライト:壁からそっと照らす“補助の光”

ブラケットライトは壁面に取り付ける照明で、空間のアクセントや補助光として活躍します。
廊下やラウンジ、トイレなど、直接的な作業を伴わない場所にやさしい光を添えるのに適しています。

  • 特徴:間接照明として使うことで、空間に奥行きや静けさを演出
  • ポイント:壁材や色との相性も考慮しながら、光の広がり方を設計すると効果的です。

ライン照明:動きとリズムを生む“流れる光”

ライン照明は、細長いLEDなどを使った照明で、空間に動きやリズムを与える演出照明です。
通路や天井、デスク周辺などに設置することで、視線の誘導や空間の区切りを自然に演出できます。

  • 特徴:直線的な光が空間に“流れ”を生み、モダンな印象に
  • ポイント:ブランドイメージや空間のコンセプトに合わせて、色温度や配置を調整すると効果的です。

デスクライト:個人の集中を支える“手元の光”

デスクライトは、個人の作業スペースに設置する照明で、集中力や視認性を高めるための重要な存在です。
特に細かい作業や長時間のPC作業を行う人にとって、目の疲れを軽減する効果があります。

  • 特徴:調光・調色機能付きのモデルが人気
  • ポイント:光源が直接目に入らないよう、角度や位置を調整できるタイプがおすすめです。

間接照明:空間に“やわらかさ”と“奥行き”を与える光

間接照明は、壁や天井に光を反射させて空間を照らす照明手法です。
直接的なまぶしさを避けながら、空間にやわらかさと奥行きを与える効果があります。

  • 使用例:ラウンジ、応接室、リラックススペースなど
  • ポイント:主照明と組み合わせることで、空間の“緩急”をつくることができます。

まとめ:照明は“働き方の空気”をつくる

照明は、ただ明るくするための設備ではありません。
働く人の気持ちや動きに寄り添い、空間の印象や使いやすさを静かに支える存在です。

「ちょっとまぶしい」「なんとなく落ち着かない」——そんな違和感を減らすために、
照明の種類・明るさ・色味を見直してみませんか?


私たちBirthでは、照明を空間設計の一部として捉え、働き方や印象づくりに合わせたご提案を行っています。
「もっと集中できる環境にしたい」
「ブランドイメージに合った照明を選びたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。