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オフィスに取り入れる”植物”の話

2024.06.03

オフィスに取り入れる”植物”の話

オフィスに取り入れる植物の話

現代のオフィス環境において、植物を取り入れることの重要性がますます注目されています。植物をオフィスに取り入れることで働く空間がどのように変わるのか、その効果とメリットについて考えてみましょう。ここでは、オフィスに取り入れると良いおすすめの植物を具体的に紹介し、その役割についても触れていきます。

1. パキラ(Pachira aquatica)

役割: シンボルツリー

パキラは比較的手入れが簡単で、成長が早く、シンボルツリーとしてオフィスのエントランスやロビーに最適です。風水でも「金運を招く木」として親しまれています。企業の繁栄を願う象徴としても活用できます。

2. サンスベリア(Sansevieria)

役割: 空気浄化

サンスベリアは空気清浄効果が高く、特にフォーマルデヒドなどの有害物質を吸収する能力に優れています。管理が容易で乾燥にも強いため、オフィスのデスクや窓辺に置くのが最適です。NASAのクリーンエアープラントリストに選ばれていることからもその効果は証明されています。

3. モンステラ(Monstera deliciosa)

役割: 視覚的なアクセント

モンステラの大きな葉はインパクトがあり、オフィスの装飾としても非常に映えます。成長が早く少しの光で育つため、リラックススペースや会議室の隅に置くと良いでしょう。そのユニークな葉の形状からインテリアデザインに多用されています。

4. アグラオネマ(Aglaonema)

役割: 視覚的な癒し

アグラオネマは美しい葉の模様で視覚的な癒しを提供します。耐陰性があり間接光でも育つため、オフィス内部の暗めな場所にも適しています。色彩豊かな葉は室内を明るく彩ることができます。

5. アロエベラ(Aloe vera)

役割: 健康促進

アロエベラは空気を浄化するだけでなく、そのゲルは切り傷や火傷の治療にも役立ちます。オフィスのキッチンや休憩スペースに置くと、緊急時にも役立つ多機能な植物です。古くから薬用植物としても利用されています。

6. ドラセナ(Dracaena)

役割: 空間の仕切り

ドラセナは背が高くなり、自然な仕切りとして使うことができます。オープンスペースの中に配置することで視覚的な区切りを作り、プライバシーを確保しながらも閉塞感を与えない柔らかな仕切りとして機能します。その多様な品種とインテリア性からも人気があります。

植物を取り入れるためのポイント

オフィスに植物を取り入れる際には、いくつかのポイントを考慮することが大切です。

・光の当たり具合を考慮した適切な植物選びを行いましょう。

日陰でも育つ観葉植物や日光が必要な植物など、オフィスの環境に合わせて選ぶことが重要です。また、手入れが比較的簡単な植物を選ぶことで、管理の手間を減らすことができます。

・社員全員が植物の手入れに参加

チームの一体感を高めることができます。小さな緑の仲間が加わることで、オフィス全体が明るく元気になることでしょう。

 

オフィスに緑を取り入れることは単なるデザインの一環ではなく、社員の健康と生産性を向上させるための有効な手段です。皆さんも、オフィスに少しの緑を取り入れてみてはいかがでしょうか?