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タスクアンビエントとは?快適なオフィスを作るためのキーワード

2024.09.16

タスクアンビエントとは?快適なオフィスを作るためのキーワード

突然ですがタスクアンビエントという言葉を聞いたことがありますか?

オフィスを設計するうえで重要なキーワードで、省エネや快適な空間づくりに大きく関わってきます。今回はタスクアンビエントの特徴を具体的にご紹介します。

タスクアンビエントって何?

タスクアンビエントとは、人が作業を行う「タスク空間」と人があまりいない「アンビエント空間」に分けて、作業スペースの照明や温度を効率的に調整する方法です。これによりそれぞれに合った照明の明るさや温度を保つことができるため、個々の快適性が向上します。

タスク・アンビエント照明

作業面を明るくするタスク照明とその周辺環境を照らすアンビエント照明を組み合わせて、快適な照明環境を提供します。適切な明るさを確保しながら省エネも実現します。

タスク・アンビエント空調

作業域とその他の空間を別々に管理することで、効率的なエネルギー使用と快適な室内環境を提供する技術です。

タスクアンビエントのメリットとは

タスクアンビエントのメリットは以下のようなものが挙げられます。

  • 集中力の向上:照明が明るすぎて目が疲れたり、空調が効きすぎて寒かったりということが少なくなるので、より自分の仕事に集中することができます。
  • 作業効率の向上:環境が整うことで集中力が高まり、作業効率が向上し生産性が高まります。
  • 健康への配慮:空調が快適なことで寒暖差による風邪を引き起こしにくくなったり、換気が計画的に行われることで感染予防に繋がったりします。また、快適な環境はストレスを軽減し疲労感を減少させるため、健康に良い影響を与えます。
  • エネルギー効率の向上:必要な場所だけを効果的に照らし、空調を調節することでエネルギーの無駄を減らします。
  • 柔軟性に長けている:社員一人一人の好みに合わせて環境を調整できるため、多様なニーズに答えることができます。

これらのメリットにより、タスクアンビエントはオフィス以外にも作業場などでの導入が進んでいます。

タスクアンビエントと省エネルギー

タスクアンビエントを選択することはエネルギーの削減に繋がり、企業のコスト削減も叶えます。具体的にタスクアンビエントのどんな要素が省エネルギーに繋がっているのでしょうか。

効率的な照明

タスク照明が必要な作業エリアのみを明るくすることで、全体を均一に照らす必要がなくなり、エネルギー消費を削減します。

ゾーニング

タスクエリアとアンビエントエリアに分けることで、必要なエリアにのみエネルギーを集中させることができ、無駄なエネルギー消費を防ぎます。

自動調整機能

センサーを利用して、社員の動きや自然光の量に応じて照明や温度を自動的に調節します。これによってエネルギーの使用を最適化することができます。

快適性の向上

快適なオフィス空間を提供することで作業効率が向上し、結果的に省エネルギーに繋がります。

これらの要素により、タスクアンビエントはエネルギー効率を高め、持続可能なオフィス環境を実現する手法となっています。

まとめ

タスクアンビエントをオフィスに取り入れることは、社員の働く環境を整えるだけでなく地球環境を守ることにも繋がります。使用できる照明や空調も豊富に種類があるので、それぞれの企業に合ったタスクアンビエントの取り入れ方で社員と環境にやさしい選択をしてみませんか?お気軽にご相談ください。