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イスひとつで生産性が変わる?ーエルゴノミクスを考える
2025.06.23
「イスに座る」という何気ない行為が、仕事の効率や健康状態を大きく左右することをご存じですか? 私たちがオフィスリノベーションの現場でよく耳にするのが、「いいイスに替えたら腰痛がなくなった」「会議中の集中力が続くようになった」という声。実は、エルゴノミクス(人間工学)に基づいたオフィスチェアの導入は、働く環境を劇的に変える力を持っています。
エルゴノミクスとは何か?
エルゴノミクスとは、仕事の効率や安全性を高めるために、人間の身体的・心理的特性に合わせて道具や環境をデザインする学問のこと。つまり、使う人に合わせて「働きやすさ」を設計する考え方です。 なかでもオフィスチェアはその代表格。人の姿勢や動きに合わせてサポートしてくれるイスが、疲労やストレスを減らし、結果として生産性の向上につながります。
「いいイス」とは何か?
では、「いいイス」とは具体的にどんなものでしょうか? ポイントは大きく3つあります。
- 調整機能が豊富であること 座面の高さや奥行き、背もたれの角度、アームレストの位置などを自分の体格に合わせて調整できるかが重要です。
- 腰部をしっかりサポートしてくれること 長時間座っていても腰が沈まず、自然なS字姿勢をキープできる設計が望まれます。
- 座り心地に「リズム」があること 前傾・後傾のバランスがスムーズで、体の動きにやさしく追従するイスは、集中とリラックスの切り替えをサポートします。
リノベーションのタイミングは“チェア刷新”のチャンス
オフィスリノベーションを考えるとき、まず内装やレイアウトに目が行きがちです。しかし、本当に“体験価値”を高めるには、家具の見直しも不可欠。 とくにイスの刷新は、リノベのインパクトを社員の身体レベルで実感できる数少ない投資のひとつです。
私たちは、イスを「空間を構成するインフラのひとつ」だと捉えています。配線や空調と同じくらい重要な要素として、空間設計の初期段階から選定を行うようにしています。
まとめ:座る=働く、を再定義する
1日8時間、週5日、年間250日。「座る」は、働く人のいちばん長い時間を支える動作です。
そのイスがただの“腰かけ”か、それとも“生産性を育てるパートナー”かで、オフィスの空気は、がらりと変わってきます。
次のリノベーションの機会には、まず「座り方」から見直してみませんか?
きっとその先に、あなたのチームらしい“働きやすさ”のヒントが見えてくるはずです。
私たちBirthは、「椅子」ひとつから始まる空間づくりに真剣です。
働く人の一日を、少しでも心地よく、豊かにするために——
オフィスチェアを含め、レイアウトや素材選びまで、ひとつひとつの選択に、あなたの想いを映しながらご提案します。
「ちょっと相談したいな」その気持ちだけで、じゅうぶんです。お見積もりは無料です。
まずはお話しすることから、一緒に始めませんか?
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