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働き方

リノベで社員の満足度が〇%向上?ー幸福感と空間デザインの関係

2025.07.07

リノベで社員の満足度が〇%向上?ー幸福感と空間デザインの関係

「朝、出社するのが前よりちょっと楽しみになったんですよね」 あるクライアント企業の社員の方が、リノベーション後にそう話してくれました。 業務内容も、チームも、大きくは変わっていない。でも、“空間”が変わっただけで、働く気持ちそのものが変化する。そんな事例が今、増えています。

「満足度」は、空間でつくれる?

リノベーションの成果指標として、「社員の満足度」が注目されるようになっています。 たとえば、ある中堅IT企業ではオフィスの再設計を実施した結果、社内アンケートによる満足度スコアが前年比で24%アップ。 リフレッシュスペースの新設や照明の改善、座席の自由度向上など、環境要因への投資が社員の心理にもポジティブに働いたことが見て取れました。

もちろん、満足度は単一の数字では語れないもの。でも、「快適な場所にいるかどうか」は、想像以上に私たちの感情や行動に影響を与えています。

幸福感に効く3つの空間設計要素

空間設計と社員の幸福感をつなぐポイントは、次の3つです:

  1. 安心できるパーソナル感  → まわりに気を使いすぎず、“自分の居場所”と感じられる空間づくり(音・視線・間仕切りの工夫)
  2. 選択できる自由さ  → 固定席や会議室だけでなく、立って働けるハイカウンターや仮眠スペースなど、モードを選べる設計
  3. 感性に訴えるデザイン  → 自然光や木目、植物など、素材・色・光の組み合わせが心のゆとりをつくり出す

「働きやすさ」だけでなく「居たくなる空間」であることが、幸福感のベースになります。

空間がカルチャーを変える

私たちがリノベーションに込めているのは、単なるレイアウト変更や内装刷新ではありません。 空間を通じて、企業文化や人と人との関係性が自然と変わっていく――そのプロセスの土台をつくることだと考えています。

実際に、社員の雑談が増えたり、笑い声が戻ったり、他部署同士の会話がスムーズになったという声を、よくいただきます。 空間が変わると、人のふるまいが変わり、文化が育ちはじめるんです。

まとめ:数字の奥にある「気分の変化」

「リノベで満足度〇%向上!」――その数字には、目には見えない“気分の良さ”や“納得感”が詰まっています。 それは、働く人たちが「ここで働いていてよかった」と感じる、空間からのメッセージです。

あなたのオフィスは、社員にどんな気持ちを届けていますか? 次のリノベでは、数字の先にある「表情」や「空気感」から、見つめ直してみるのも面白いかもしれません。

Birthでは、「空間が働く人に与える感情」まで見つめたオフィスづくりを大切にしています。
照明のあたたかさ、座る場所の自由度、目に入る色や素材の質感…。そういった“ちいさな工夫”の積み重ねが、日々の気持ちをやさしく整えてくれると信じています。

「なんとなく出社が楽しみになった」
その変化の裏にある気持ちを、私たちはていねいに育てていきたい。
次のリノベで、働く人の“表情”がふっとやわらぐような、そんな空間を一緒につくってみませんか?