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オフィスに香りのエッセンスを──アロマで空間に心地よさを
2025.09.08
最近、オフィスにアロマを取り入れる企業が増えてきています。
実は、大手ゼネコンでは社内インフラとして活用されていたり、東京証券取引所では働く人の集中力や活力を高めるためのツールとして使われていたりします。
でも、「香りってどんな種類があるの?」「どんな効果があるの?」「導入にはどれくらいのコストがかかるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、オフィスにアロマを取り入れる際に知っておきたいポイントをご紹介します。
香りの種類とそのはたらき
エッセンシャルオイルの香りは、大きく7つのタイプに分けられます。
それぞれに異なる効果があり、空間の目的に合わせて選ぶことで、働く人の気持ちや集中力にそっと寄り添ってくれます。
香りのタイプ | 主な効果 | おすすめの場所 | 代表的な香り |
ハーブ系 | 頭をすっきり・抗菌・虫よけ | ワークスペース | ローズマリー、ユーカリ |
フローラル系 | リラックス・緊張をほぐす | 休憩室・パウダールーム | ラベンダー、ジャスミン |
スパイス系 | 気分転換・活力アップ | ブレンドして使用 | シナモン、ジンジャー |
柑橘系 | 爽快感・抗菌・脂肪燃焼 | エントランス・執務室 | レモン、ベルガモット |
エキゾチック系 | 心を穏やかに・やる気UP | ヨガ・瞑想スペース | イランイラン、サンダルウッド |
樹木系 | 集中+リラックス・抗菌 | 会議室 | ヒノキ、ティートリー |
樹脂系 | 落ち着き・長時間持続 | 応接室・個室 | フランキンセンス、ミルラ |
※柑橘系は酸化しやすく、肌についたまま日光を浴びると刺激になることがあるので注意が必要です。
ディフューザーの選び方
アロマを空間に広げるには、ディフューザーの力が欠かせません。
家庭用と業務用、それぞれに特徴があるので、使う場所や目的に合わせて選びましょう。
項目 | 家庭用 | 業務用 |
拡散力 | 20~40畳ほど | 広い空間にも対応 |
使用時間 | 最長6~8時間 | 自動停止機能あり |
価格 | 数千円~1万円 | 購入:10~30万円、レンタルも可能 |
メンテナンス | 自分でお手入れ | 業者による対応あり |
オフィス全体に香りを届けたい場合は、業務用がおすすめです。
選ぶときは、香りの広がり方や持続時間、安全性、コストなどもチェックしてみてくださいね。
香りがつくる、企業の“らしさ”
香りは、働く人の気分を整えるだけでなく、企業の印象づくりにもひと役買ってくれます。
たとえば、オリジナルブレンドの香りをエントランスに漂わせれば、来社された方に「この会社、なんだか心地いい」と感じてもらえるかもしれません。
香りは、なくても困らないものかもしれません。
でも、あるだけで空間の印象がぐっと変わる。そんな“ちょっとした違い”が、働く人の気持ちや企業の魅力に、そっと寄り添ってくれるのです。
「オフィスの雰囲気も、気持ちもリフレッシュしたい」
そんな想いに、私たちBirthはお応えします。
空間づくりのプロとして、働く人が心地よく過ごせるオフィスを、一緒に考えていきませんか?
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